新聞記事より 新卒者向けの新たな就職支援施策
今日は、気になる新聞記事からです。
厚生労働省が、大学生や高校生の就職を後押しするため、
支援制度を強化。
新卒者を試験的に雇う企業を支援する「新卒者体験雇用事業」で
企業への助成金を5-9割引き上げる。
その他に「フリーター」を正社員として雇用した企業に支給する
「若年者等正規雇用化特別奨励金」(中小企業100万円 大企業50万円)も、
対象年齢を「25歳から39歳」だったものを「40歳未満」に変更し、
25歳未満のフリーターの正規雇用を支援する。
自分の考えの浅さを棚に上げて言いますが。。。
私の感想は
「本気なのか?」
「これで、どうするつもりなんだろう?」
というものでした。
(1)高校生と大学生で、支援の施策が同じでいいのか?
学校の推薦がないと試験を受けること自体ができなかったり、
情報自体が少なく、授業を休んで就職活動をすることができない、という高校生と
山のような情報を利用して、自由に活動できる大学生とでは
支援策を分けた方がいいのでは、と感じました。
(2)大卒者が就職できていない原因をどう捉えているのだろうか?
確か、2010年3月卒業の大学生は「求人倍率1.62倍」だったような気がします。
つまり、卒業する大学生より、求職数の方が多かったわけです。
じゃあ、なぜ、今春の大卒者の就職率が60.8%だったのか?
1.(自分が行こうとしていた)企業から選ばれるレベルではなかった
2.就職先はあったが、選り好みをして、就職しなかった(受けに行かなかった)
3.どこでもいいので就職したかったが、求人の情報が入手できなかった
私の頭で思いつくのは、これぐらいでしょうか。
1.2は完全に「ミスマッチ」(学生の自己認識の甘さ)が原因なので、
企業に助成金を出しても解決しないような気がします。
実際、本当は採用したいけど、お金がなかったから採用できなかった、
(もう少しお金があれば採用したのに・・・)
という企業は、どれぐらいあるのでしょうか?
求人倍率が1.0倍近くまで低下した時は、この施策も効果があるのかもしれませんが
現時点では、どうなんだろうか、という印象が捨て切れません。
企業で採用に携わっている者として、今の学生さんの印象は。。
「行きたいところに入れれば就職したいけど、
聞いたことない、仕事がキツそう、通勤が遠い、等々
条件のよくないところなら、別にいいか」
と考えているように見えます。
私の感想が杞憂に終わり、
今回の施策が効果を上げてくれることを願っています。
それでは、また。



