落合監督インタビュー その2
前回の続きになります。
長時間練習の件を聞かれたときに、
インタビュアーの元楽天監督の野村さんに言った
コメントが面白かったです。
(1)「他人のチームながら、楽天の練習、
これで足りてるのかと思ってました(笑)」
中日は、12球団でスコアラーの数が一番多く、
11球団全部に専属のスコアラーを張り付けて、
毎日報告を上げさせているようです。
野村さんは「楽天は3人だった」と苦笑いしていました。
セパ対抗戦が始まった年、中日はスタートダッシュから快調に勝ち続けていましたが、
このセパ対抗戦で一気に失速し、優勝を逃したという苦い経験があります。
その時に導入したのが、この「全球団スコアラー体制」です。
そして、落合監督の望むような報告が上がってこないスコアラーは、
既に何人か入れ替えたそうです。
「細かく情報を把握した上で、起こりえる全ての場合を想定して練習する」
「選手だろうと、スコアラーのような裏方の仕事であろうと、
チームの勝利に対して貢献できない人にはお引き取り願う」
という基本姿勢を貫くのは素晴らしいと思いました。
(2)「今の野球チームが練習しなくなったのは、
半分は野村さんの責任だ」
これは野村監督が実践していた「ID野球」に対してのコメントでした。
「データを細かく収集・分析して、相手の出方を予測し、それに対処する」
というスタイルで成果をあげてきました。
ビジネスの世界では「選択と集中」にあたるのでしょうか。
落合監督は「ID野球」の浸透によって「集中されなかったところの練習が
薄くなっている」ということを言いたかったようです。
落合監督は「ライバル球団」というものを設定していません。
「巨人に勝とうが、阪神に勝とうが、対抗戦で楽天に勝とうが、1勝は1勝」
「シーズンが終わったときに、他の球団よりも1つ多く勝っていればいい」
という姿勢で常に戦っています。
マスコミは「巨人-阪神、伝統の一戦」とか言ってますが、
「優勝するか、しないか」全てはここに懸かっているので、
落合監督のこの考え方にも、すごく共感しました。
(3)コーチの言うことを聞かないベテラン選手とかはいないの?
と、野村さんに質問された、落合監督の答えは・・
「文句があるなら、俺の成績を超えてから言え」
野村さん、しばし唖然としていました。
確かに、落合監督にしか言えないセリフではありますが。。(笑)
(4)「優勝へのカギは?」
落合監督 「監督の頭の中でしょう。私の頭が1年通して冴えてたら
優勝できるはずです」
野村さん 「ふつう、ピッチャーの誰とか、外国人選手が、
とか言うもんだけどね。。。(苦笑)」
野村さんの最後の一言は
「今年も中日で決まりだな」
でした。
そうなることを、心から願っています(笑)
それでは、また。



